ブランチのマージ

ご存知のように、ブランチはサイトの切り分けられた部分で作業するために使われます。そのため、作業が完了すれば、行った変更を全てマスターブランチに追加し、新しいプロジェクトのバージョンをリリースする必要があります。flamingoのコントロールパネルでは、マスターにブランチの内容をマージ したり、マスターにマージしかつブランチを削除 すること、それに加え、マスターからブランチの情報を最新のものにする ことができます。

マージや更新したいブランチで作業している人がいる場合やマスターで作業している人がいる場合は、通知されます。そして、全てのユーザーがIDE上で作業を完了させない限り選択した操作を実行できないでしょう。flamingoの 複数ユーザによるプロジェクト開発 では、作業者とのコミュニケー ションや作業の完了を促進します。

これらの操作が処理中のときには、flamingo IDE上で影響のあるブランチを開くことはできません。また、削除されるブランチ上では IDEで開く も使用不可能です。

マスターへのマージ

変更の内容をマスターへ追加するためにこの操作を行います。この操作は、作業の一部が完了し本番サイトへのリリース準備ができたときに実行されます。

  1. プロジェクトの一覧ページで、クリックして必要なプロジェクトを開きます。

  2. ブランチ のページへいきます。

  3. マージしたいブランチにある一覧から 変更をマスターに反映 を選択します。

  4. 出現する確認ダイアローグで OK をクリックします。

もし コンフリクト があれば、解決後再度同様の実行をすることが求められます。その後、マージの処理がはじまります。この処理にはいくらか時間がかかります。さらに、操作の内容に応じてコントロールパネルはブランチのステータスを更新します。ユーザーはflamingoのIDE上で操作中に影響のあるブランチで作業することがきませんということに注意してください。ブランチがマージされると、ブランチのステータスは 反映完了 に設定されます。

マスターへのマージと削除

ブランチ上での変更をマスターへ追加し、その後作業をしていたブランチを削除するにはこの操作を使います。作業が終わりブランチを使う予定がなければ、この操作は不要なブランチを削除し保存がワンステップでできるので便利です。:

  1. プロジェクトの一覧ページで、クリックして必要なプロジェクトを開きます。

  2. ブランチ のページへいきます。

  3. マージして削除したブランチで、操作一覧から 変更をマスターに反映し削除 を選択します。

  4. 現れる確認のダイアローグで OK をクリックします。

まずブランチをマスターへマージし、その後削除されます。もし コンフリクト があれば、解決後再度同様の実行をすることが求められます。その後、マージの処理がはじまります。マージが完了すると、不要なブランチが削除されます。この処理にはいくらか時間がかかります。さらに、操作の内容に応じてコントロールパネルはブランチのステータスを更新します。ユーザーはflamingoのIDE上で操作中に影響のあるブランチで作業することがきませんということに注意してください。

注釈

ブランチは完全に削除され、この操作は復元できません。

マスターから更新

マスターブランチで行われた変更を作業ブランチに追加するのにこの操作を使用します。普段からこの操作を行うことで、現在の手元のバージョンと本番サイトとの間にコンフリクトがないか確認できます。コンフリクト が起こったとしても、早々に解決したり解決方法を見つけやすくするために普段から更新することをすすめます(とくに、子ブランチを長期間利用するならば)。マスターからブランチを更新するには、次のようにします。:

  1. プロジェクトの一覧ページで、クリックして必要なプロジェクトを開きます。

  2. ブランチ のページへいきます。

  3. 更新したいブランチで、操作一覧から マスターの変更を取込 を選択します。

もしコンフリクトがあれば、解決後再度同様の実行をすることが求められます。その後、マージの処理がはじまります。この処理にはいくらか時間がかかります。さらに、操作の内容に応じてコントロールパネルはブランチのステータスを更新します。ユーザーはflamingoのIDE上で操作中に影響のあるブランチで作業することがきませんということに注意してください。

注釈

flamingoは、多くの人が同じサイトで同時に作業するときに起こるコンフリクトを防止するために最善を尽くします。 そのために、コントロールパネルのブランチのページでは自動で操作を提案します。例えば、子ブランチに何らかの変更を加えたいなら、 システムが 変更をマスターに反映 操作を提案します。さらに、長い間マスターからブランチへ更新していなければ、マスターの変更を取込 という操作を提案します。