プロジェクトのバージョン管理¶

プロジェクトの公開を安全に行うため、flamingoは最新バージョンのサイト内で何らかのエラーまたは問題が発生することに備えて、過去に公開したバージョンへ戻すことが可能なよう、全公開バージョンを保存します。問題が発生した場合、機能しているプロジェクトバージョンへロールバックし、最新バージョン内のバグを修正して再公開する必要があります。こうしたバージョンは、リビジョン と呼ばれます。

注釈

全てのリビジョンは、マスターブランチに対してのみ保存されます。子ブランチにもリビジョンが存在しますが、最終リビジョンでのみ作業可能です。公開履歴ページ上ではマスターブランチのリビジョンのみ閲覧できます。

現行の環境上でサイトを公開する前に、テスト目的で異なる環境上にリビジョンを公開することも可能です。

注釈

プロジェクトオーナーでない場合は、このアクションを実行する適切な権限を持つ必要があります。

リビジョンでの作業¶

全リビジョンは、flamingoコントロールパネル内の公開履歴ページ上で利用可能です。リビジョンは環境と密接に連結しており、連結する何れの環境にもアップロードが可能です。

flamingoコントロールパネルは、リビジョンで機能する一連のアクションを提供します。個々のリビジョンの横に自動的に表示されるデフォルトアクションは、そのリビジョンに関係するこれまでのユーザーアクティビティにより異なります。ユーザーは、以下のアクションの何れかを実行可能です。

本番にリリース

現行環境上へのリビジョン公開に、このアクションを使用します。リビジョンが現行環境上で未公開の場合にデフォルトとして表示されます。
本番にリストア

現行環境上へのリビジョン復元に、このアクションを使用します。リビジョンが現行環境上に公開済みの場合にデフォルトとして表示されます。
ステージングに配置

現行環境上へのリビジョン展開に、このアクションを使用します。リビジョンがステージング環境上で未公開の場合にデフォルトとして表示されます。

本番にリリース と 本番にリストア アクションに関しては、公開予定のリビジョン、現在アクティブなリビジョン間に存在する相違のリストを閲覧可能です。相違のリストは、発生した相違及びそのステータスを示すファイルのリストを含みます。リスト内のテンプレートはflamingo固有のエンティティですが、ファイルとしても位置付けられています。

公開予定のリビジョンがアクティブなリビジョンと同一の場合、相違がないことを示すメッセージが表示されます。