ブランチの管理

サイトをはじめてリリースした後も、新しい機能やページを追加したり、バグの修正をする必要が頻繁に生じるでしょう。時には単純な作業ですぐに終わることもあるでしょうが、たいていの場合は多くの時間とリソースを要します。加えて、チーム内で同時に複数の新しい機能に取りかかることもあるかもしれません。こういった全てのことは、本番サイトに影響を与えたり、開発段階のものを表示させてしまう原因となります。そこで、これらの現象に陥らず、回避していくことが好手となります。

flamingoでは、ブランチによりこのような作業を効率的に進めることができます。

ブランチとは?

ブランチの主な目的は、サイトで行われる作業を切り分けることを容易にすることです。つまり、サイトに新しいページを追加したり、新しい機能の開発や問題の解決に対して、それぞれブランチを作ることが考えられます。

このように、本番サイトには手をつけることなく、準備が整いよくテストされたあとにのみ新しい機能やページなどを反映することが可能となります。

flamingoではどのように動作するのか?

flamingoでは、プロジェクトの作成 をすると、デフォルトのマスターブランチが自動的に作成されます。サイトの開発やリリースの完了後、このブランチは本番サイトの内容を含み、将来サーバーにリリースされるブランチとなります。

開発のどの段階であっても、マスターブランチに子ブランチを追加することができます。マスターブランチがすでにリリースされているかは問題ではありません。同時に、どんなに小さな修正や編集もマスターブランチに直接反映することもできます。

新しいブランチを作ると、マスターブランチのコピーが手に入ります。そして、そこでの作業を終えると子ブランチでのあらゆる変更をマスターブランチに追加します。これがそれぞれの子ブランチのライフサイクルとなります。

flamingoは、ブランチのマージに関する問題を避けるためにも最善を尽くしています。そのため、もし取り組んでいる機能に多くの時間を要したり他の修正との競合がないことをはっきりさせたい場合は、作業が完了しマスターからブランチをアップロードすればすぐに、あらゆるブランチを同期させ新しい機能を本番サイトへ反映させることができます。 flamingoはセキュリティにもまた注意を払っています。作業する必要のある人とのみブランチを共有することができます。さらに、flamingoはブランチごとに異なった作業権限を与えます。このように最小権限の原則で管理できます。

flamingoのコントロールパネルでブランチの管理ができます。また、flamingoのIDE上でそれぞれのブランチで作業ができます。